歌集「水上バス浅草行き」岡本真帆
久しぶりに歌集を購入しました。
最近、本の購入はKindleが多いのですが、歌集は単行本で買います。
お店のウェイティングスペースに置けるからです。
当店はほぼご予約頂いてから御来店のお客様が多いので、あまりウェイティングスペースでお待ちになる機会が少ないと思いますので、ご覧になられた方も少ないと思いますが、歌集を置いてあります。
ふと短歌を読みたくなる時があるのです。
お酒を飲みながらとか、キャンプに行った時なども持っていく時があります。
若い時は、まさか短歌を読むとは思いませんでした。しかし今は若い子たちにも短歌は読まれているようです。
万葉集や古今和歌集などの古語の歌もいいのですが、口語で歌われたものは、わかりやすくイメージが膨らんで楽しいです。
短歌は写真や絵のように、言葉を楽しめる型式だと思います。
特に写真との相性が良く、写真をモチーフにして短歌を作る企画もよくあります。
写真のように一瞬を三十一文字で表現するのもあれば、油絵のように、ゆっくりと時間をかけて言葉を重ねていくものもあります。
私にはどちらの方法で作られたかはわかりませんけど。
現代の若手歌人で好きなのは、木下龍也さんです。
こんなふうにものを見て、こんな言葉で表現するのかと感動すらしました。
今回の歌人は女性です。歌集にしてはとても多いレビューの数です。クスッと笑えたり、ドキッとしたり、それに作者は犬が好きなのか、犬を歌った歌が多くて共感できました。
若い方たちの感性って凄いですね。
是非、ご来店の際はご遠慮なくお読みください。他の書籍含め貸し出しも大歓迎です。
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