サービス精神旺盛の、全352ページに及ぶエッセイです。
エッセイだから、ササッと読めちゃうだろうな、っと思っていましたが、読み応えがありました。
三浦しをんさんの作品は
「まほろ駅前多田便利軒」を拝読したことがあります。
面白い作品だった事を記憶しています。
エッセイなので、作者さんの画像も検索で確認してから読み始めました。
四十代の独身女性作家の日常てすが、辞書好きの作家さんだけあって、日本語のチョイスが秀逸。
いつの間にか武士風になったり、言葉の勉強にもなりますね。
乱れた時の言葉も面白いですよ。
ついつい仕事よりJ Soul BrothersのDVDや漫画のハイキューに食指が伸びてしまう様子。
自らの体脂肪を首位打者の打率に例えたり、例えと妄想が笑えます。
家族との様子を楽しく、失礼かもしれませんが、この親にしてこの子あり、みたいな。
それにしてもエッセイは命懸けですね、自分をどれだけ晒せるかにかかっていますもんね。
身近に感じられながらも、
尊敬しちゃいます。
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