ベルトルッチ監督で、知らない作品だったので、観てみました。
オサレですね💕︎
色彩、ファッション、ロケーション等
外側だけではなく、内容も哲学的なコンセプトも含んでいるのか。
幼少期の出来事が、幻想だとしたら。何かを抑圧してきたのでは。
複雑な家庭環境も相まって。
常にそれが重荷であり、隠したい部分。
その反動が権力であり、それへの憧れなのではないか。
だから、ファシストになり、婚約者も性的にも御しやすい女性を選び、盲人と付き合うのも、身体的な優位性が欲しいのではないか。
そして、知的権力の象徴としての教授と、その妻への憧れ。
そうはなれない故に、対象者を消す。これは任務であるのだけれど。
利己的な人間は、権力に憧れ、そしてその権力は腐敗する。
オサレなフィルムノアールです。
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